側溝蓋コンクリート寸法一覧と規格選択の完全ガイド

側溝蓋コンクリート寸法一覧と規格選択の完全ガイド

側溝蓋のコンクリート製品における正確な寸法選択は、工事品質と安全性に直結する重要な要素です。JIS規格から特殊寸法まで、現場で役立つ寸法一覧と選択基準を詳しく解説しますが、あなたの現場に最適な規格選択はできていますか?

側溝蓋コンクリート寸法一覧と規格選択


側溝蓋コンクリート寸法選択のポイント

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製品図で実寸を確認


メーカー掲載例で呼び名と実寸を区別し、厚さtと上幅・下面幅・受け幅を照合

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用途と荷重性能の確認


厚さや質量だけで耐荷重を決めず、製品型式・荷重性能・支持条件と設置用途を確認

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施工精度向上のコツ


既設側溝の開口と受け部を実測し、製品図・据付要領に合う寸法と支持面を確認



側溝蓋コンクリートJIS規格別寸法表


側溝蓋は、呼び名だけでなく、上ぶた式・落ちふた式などの形状、実際の幅、厚さ、長さを確認して選びます。下表は日本コンクリートの「落ちふた式U形側溝ふた」1種PC3型・3種PC4型の掲載例です。寸法はmm、参考質量はkgで、全メーカー・全JIS品に共通する寸法ではありません。





















型式・種別 呼び名 上幅b b1の意味・寸法 厚さt t1/t2 長さL 参考質量
PC3・1種 250 362 受け幅50 90 55/35 500 29
PC3・1種 300 412 受け幅51 95 55/40 500 33
PC3・1種 400 512 受け幅51 110 65/45 500 47
PC3・1種 500 622 受け幅56 125 75/50 500 65
PC4・3種 250 362 下面幅352 90 ― 500 37
PC4・3種 300 412 下面幅402 95 ― 500 45
PC4・3種 400 512 下面幅502 110 ― 500 65
PC4・3種 500 622 下面幅612 125 ― 500 91

厚さはtです。PC3のb1は受け幅、PC4のb1は下面幅であり、同じ記号でも図中の測定位置が異なります。t1・t2もPC3断面図に対応する寸法なので、各記号を図面と照合してください。同じ呼び300でも、長さ600mmのPC1上ぶたと長さ500mmのPC3落ちふたは別形状で、相互代用できるとは限りません。
日本コンクリート工業の製品図と、コンクリート工の関連解説は区別して参照してください。寸法表の出典:日本コンクリート「側溝・ふた」(PDF第6ページ・印刷ページ268)。


側溝蓋厚さ別重量と耐荷重の選び方

PC3とPC4は同じ呼びで厚さtが同じでも、形状や参考質量が異なります。厚さだけで大型車への対応を決めず、製品の配筋・支持条件・荷重性能と、設置場所の用途を照合してください。
歩道、車道に平行する場所、車両が横断する場所では、確認する使用条件が異なります。採用シリーズの用途区分と発注者仕様を確認し、型式名や寸法の近さだけで上位・下位互換を判断しないでください。メーカー型式のC1・C3も、JISの1種・3種と自動的に同じ意味にはなりません。
運搬・設置では、採用型式の質量、持上げ方法、使用できる吊具、搬入経路を確認します。未確認の密度で求めた概算重量を製品重量の代わりにせず、人力作業の可否や機械の使用は、実際の製品と作業計画に応じて判断してください。
側溝本体、コンクリート蓋、鉄製グレーチングは別部材です。本体の質量表を蓋の重量として使わず、見積書・納品書でも対象部材と数量を明確にします。


側溝蓋設置工事での寸法誤差対策

購入前に既設側溝の開口と受け部を実測し、蓋の上幅・下面幅・厚さ・長さだけでなく、接触する支持面と段差を確認します。「誤差が±10mm以内なら標準品で調整できる」とは判断せず、測定結果をメーカー図へ対応させてください。









確認段階 照合する内容
既設部の実測 開口幅、受け部の幅・深さ、長さ、高さ、損傷・変形
製品選定 メーカー、シリーズ、呼び名、形状、各部実寸、荷重用途
支持・据付け 支持面の接触状態、がたつき、段差、指定された基礎・敷材
搬入・取扱い 製品質量、持上げ方法、吊具、搬入経路、作業スペース
受入れ 納入型式・数量、外観、指定寸法、必要な品質資料

コンクリート工の施工では、採用製品の据付要領と個別の発注図に従います。基礎コンクリートの強度や砕石の種類を全現場共通の条件とはせず、現場で勝手に蓋や受け部を加工して適合させないでください。
高さや段差は測量機器を使って確認し、許容値は工事仕様書・製品図で照合します。合わない場合は測定値と写真をそろえ、対応型式、補修方法、特注の可否をメーカーへ問い合わせてください。


側溝蓋コンクリート品質管理の見落としがちなポイント

品質確認は、採用型式の図面・仕様・出荷時の検査資料に対応させます。圧縮強度、配筋、かぶり厚、表面仕上げ、必要な荷重試験を確認し、すべての蓋に一律の強度やかぶり数値を当てはめないでください。
養生期間と出荷・使用条件はメーカーに確認します。「材齢28日なら必ず設計強度の100%」とは扱わず、納入品の品質資料と工事条件を照合してください。現場で追加養生が必要な場合も、その方法と期間を確認します。
保管は製品の支持位置・積み方に従います。養生シートの使用やパレットの選定も、保管条件と製品質量に対応させてください。取扱作業では、作業に適した保護具を確認します。
受入れ時は、欠け、ひび割れ、変形、支持部の損傷と寸法を確認します。共通のひび割れ幅や反り数値だけで合否を決めず、異状があれば使用を保留し、型式・ロット・写真・測定結果を添えてメーカーに照会してください。JIS規格の表示も、対象製品と適用範囲を確認します。


側溝蓋メーカー別特殊寸法の比較検討

次の表は三和と川本の掲載製品例です。B300やIS-300という呼びでも実幅は430mmで、呼びの数字が蓋幅とは限りません。同じ寸法でも質量は異なるため、メーカーと型式を分けて比較します。

















メーカー 型式 幅B(mm) 厚さT(mm) 長さL(mm) 掲載質量(kg)
三和 IS-300 430 100 500 51
三和 IS-600 730 120 500 109
三和 IR-300 430 130 500 67
川本 C1-B300 430 100 500 53
川本 C3-B300 430 130 500 67
川本 C7-B300 430 100 500 52

三和のS型240は幅330mm・厚さ100mm・長さ500mmで39kgです。一方、別表の長さ600mmのS型240は、平48kg・手付47kg・網付45kgと掲載されています。長さと形式が違う表の重量を混ぜず、機能の追加だけで軽量化すると説明しないでください。
三和の現場打用A-300は410×100×600mm・58kg、A-500は610×100×600mm・87kgです。現場打ち側溝へ対応する型式であり、既設の寸法誤差を無条件に調整できる製品という意味ではありません。
川本の一般蓋300用は300×50×500mm・17kgですが、幅430mmのB300用と同じ適合とは扱いません。コンクリート蓋をグレーチングへ変更する場合も、受け部、固定方法、荷重用途、対応枠を確認してください。
特殊寸法品の選定は、適合する形状と性能を確認したうえで、製品代、運搬・取扱い、施工、交換を含む初期コストを比較します。価格差や納期を固定割合・期間で示さず、必要数量と図面を添えて見積り・供給条件を確認してください。
比較表の出典:三和「側溝蓋」、川本コンクリート工業所「側溝蓋・一般蓋」。
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