型枠サポート寸法一覧と許容荷重表完全ガイド

型枠サポート寸法一覧と許容荷重表完全ガイド

建築現場で必須の型枠サポートの正確な寸法データと許容荷重を詳細解説。パイプサポートから強力サポートまで、規格別の仕様と安全な選定方法をまとめました。現場での効率的な使い分けはできていますか?

型枠サポート寸法一覧


型枠サポート完全ガイド

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基本寸法規格表


小牧木材掲載品の調節範囲・質量・識別例と、岡部の型式別寸法を分けて確認

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許容荷重データ


岡部の許容支持力を使用高さ・材端条件・有効な水平拘束に対応させて読む

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選定と施工のポイント


製品別の使用条件と法令を照合し、支保工全体の設計・組立図・点検に従う



型枠サポート基本寸法規格表



型枠サポートの寸法は、メーカー・型式ごとの調節範囲を確認します。下表は小牧木材の掲載品の例で、色や受板形状も同製品の識別情報です。全国共通の色分けや、全メーカー共通の寸法ではありません。



















サイズ 調節範囲(mm) 質量(kg) 識別色 受板形状
1尺 318~445 4.2 青 角型
1.5尺 400~599 4.6 赤 角型
2尺 605~992 5.8 黄 角型
3尺 896~1511 7.6 ピンク 角型
4尺 1192~2071 9.5 緑 角型
5尺 1520~2590 10.2 青 花型
6尺 1720~3040 11.9 赤 花型
7尺 2120~3440 13.8 黄 花型
9尺 2620~3940 14.5 ピンク 花型

別製品の岡部フラワーサポートは、次の寸法・質量を掲載しています。小牧木材の尺呼びへ置き換えず、型式と製品表示で確認してください。







岡部の型式 使用寸法(mm) 質量(kg)
10Z 320~440 4.0
50Z 1520~2590 11.0
90Z 2620~3940 14.5

支保工の計画では、スラブや梁型枠の荷重、支持高さ、受板と接触面を照合します。花型という形状だけで荷重分散や応力集中への対応を保証せず、支持条件を含む構造計算で確認してください。
出典:小牧木材「パイプサポート」。岡部の掲載例は、次章の2026年4月詳細カタログに基づきます。


パイプサポート許容荷重と安全基準

型枠サポートの許容支持力は、使用高さ、上下端の支持面、水平つなぎによる拘束条件を組み合わせて確認します。下表は岡部の掲載条件に限定した値です。高さ区間は原表の表記を残しており、境界値の扱いが不明な場合はメーカーに確認してください。

















上下端の支持条件 連係あり 連係なし:使用高さ(m)
指定の拘束条件 2以下 2~2.5 2.5~3 3~3.4
上下端木材 19.6kN 19.6kN 17.6kN 13.7kN 9.8kN
上端木材・下端仕上げコンクリート 19.6kN 19.6kN 18.6kN 16.6kN 14.7kN

「連係あり」は、高さ2m以内ごとに二方向へ水平つなぎを緊結し、変位を防ぐ有効な拘束がある条件です。つなぎ材が置かれているだけでは満たしません。19.6kNは力で、約2000kgfに相当しますが、質量のkgとは区別してください。
この表と小牧木材の使用長別表は、別の掲載条件として扱います。他製品へ数値を転用したり、単体の支持力で総重量を割るだけで必要台数を確定したりしないでください。荷重分担、偏心、支持面、水平荷重と座屈を含む全体計画を確認します。
認定表示やJIS規格も対象型式と資料を照合し、試験時の座屈荷重を許容支持力とは扱いません。振止めやブレースの必要条件は、製品資料と組立図に従います。
支持力表・注意事項の出典:岡部「仮設・型枠製品 詳細カタログ」2026年4月版(印刷ページ90/PDFページ92)。


強力サポート寸法と用途別選定法

下表は日本セイフティーの鉄製強力サポートの掲載仕様です。許容耐力は、カタログ指定の両端平押しと支持・連係条件に対応する値で、型式ごとに建物の階数や用途を固定する表ではありません。













型式 調整長さ(mm) 質量(kg) 許容耐力(原資料表記:t)
18型 1219~2124 38 15
32型 1865~3270 50 15
40型 2665~4070 59 13
50型 3665~5070 70 11

同製品は、根がらみ・水平つなぎ・首がらみを確認し、専用支持ピン2本を直交させて確実に差し込みます。傷、へこみ、曲がりを点検し、表の耐力だけで使用可否を判断しないでください。PDFは2022年10月の情報なので、採用品の現行図面と照合します。
強力サポートを建物解体で使う場合も、作用荷重と支持先の構造を含めて計画します。搬入・設置方法は型式の質量と作業条件から決め、鉄製なら必ずクレーンが必要とは一律に扱いません。
アルミ製と鉄製の比較も、材質名だけで強弱や質量比を決めず、型式ごとの使用長、耐力、質量、使用条件を照合してください。
出典:日本セイフティー「鉄製強力サポート」「製品カタログ(2022年10月)」。


型枠サポート施工時の注意点とトラブル防止

型枠サポートは、組立図の配置・接合方法・寸法と製品条件に従って施工します。岡部の注意事項では、受板へ一様に荷重を作用させて偏心を避け、敷板、根がらみ、頭つなぎを確認し、木製支柱との併用を避けるよう案内しています。
受台板、管、ピン、ねじ管、付属部品を点検し、へこんだパイプは取り替えます。火入れ修理は行わず、損傷品を現場で自己溶接修理して再使用しないでください。交換や使用可否はメーカーの判定条件に従います。接続用クランプも、対象管径と指定用途を照合します。
労働安全衛生規則第240条は組立図の作成と、それに従う組立てを定めています。第242条は沈下・脚部滑動の防止を求め、パイプサポートを3本以上継ぐことを禁止し、継ぐ場合は4本以上のボルトまたは専用金具を用いるとしています。
同条のパイプサポートの高さ条件は「3.5mを超えるとき」です。この場合、高さ2m以内ごとに二方向の水平つなぎを設け、変位を防ぎます。一方、小牧木材の「3.4m以上」は同社掲載品の使用条件で、法令の境界とは別です。短ければ水平つなぎ不要とも保証せず、製品条件と設計に必要な拘束を確認してください。
第244条では、コンクリート打設当日の作業開始前に支保工を点検し、異状時は補修すること、作業中の異状に備えた中止措置を定めています。「月1回の全数点検」を法定の共通基準とは扱いません。保管時も表面処理や亜鉛メッキの名称だけで健全と判断せず、損傷・腐食と取扱条件を確認します。
法令の出典:厚生労働省「労働安全衛生規則」第240・242・244条。製品上の注意は前掲の岡部・小牧木材資料を参照してください。


サポート部材の組み合わせと効率的活用法

受梁、補助サポート、接続金具を組み合わせる場合は、各部材の寸法だけでなく、メーカー指定の組合せと接合方法を確認します。岡部の補助サポートは4Sが1200mm・5.1kg、5Sが1500mm・6.0kgですが、継足し後の耐力は単体2本の足し算ではありません。
継ぎ使用や、衝撃・偏心・水平荷重のおそれがある場合は、指定の振止め・斜材を確認します。法令上の継ぎ方を満たすことだけで、任意の長尺化が可能とは扱いません。メーカー資料と組立図に従い、接続部、支持面、全体の安定を照合してください。
支保工のシステムを効果的に管理するには、製品名、型式、寸法範囲、支持力の条件、点検結果を対応させます。柱間や支持点間隔も、受梁とサポートへの荷重分担を含めて確認してください。
関連記事のステムは、採用サポートの接続部品への適合を示す資料ではありません。部品は名称の近さで選ばず、メーカー品番と組立条件を確認します。
色分けはメーカーごとの識別補助として使い、製品表示と寸法を併せて確認します。在庫管理では、型式、数量、点検状態、使用可否を記録し、QRコード等を使う場合も記録と現物を照合してください。管理方法の導入だけで安全性や効率の改善が保証されるわけではありません。

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